2021-08-24から1日間の記事一覧

泣き婆さん

<あらすじ> 京都の南禅寺の門前に、”泣き婆さん“と呼ばれるお婆さんがいました。 雨が降ったら泣き、天気が良ければ泣く。いつも泣いてばかり。 南禅寺の和尚が尋ねました。 「婆さん、お前さんはいつもなぜ泣いているのだ?」 婆さんはこう言いました。 …

オアシスの老人

<あらすじ> 二つの町に挟まれたオアシスに「1人の老人」が座っていました。老人の前を通りかかった男が老人に尋ねました。「これから行く町はどんな町ですか?」 老人は質問に答えず、逆に聞きました。「今までいた町は、あなたにとってどんな町でしたか?…

ラクダと水に浮かぶ棒切れ

<あらすじ> はじめてラクダを見た者はこの未知なものから逃げだした。ニ度目に見た者は近づいた。三度目に見た者は勇気を出して、ラクダにつける面繋(おもがい)をつくった。 慣れたということは、こんなふうに、すべてをなんでもないものにする。恐ろしく…

六人の盲人と象

<六人の盲人と象> ある日、6人の盲人が象を触ってその正体を突きとめようとしました。 1人目は象の鼻に触り、「象とは蛇のようなものだ」と言いました。 2人目は象の耳に触り、「象とはうちわのようなものだ」と言いました。 3人目は象の足に触り、「象…

生物における「学習」とは

生物でいう「学習」は、日常的な学習とは少々意味が異なる。生後の経験によって獲得される行動様式のことを生物では「学習」とよぶ。従って、以下にあげるようなものが学習に含まれる。 イヌの口に餌が入ると唾液分泌が起こる。そこで餌を与える直前に犬にベ…

動的平衡と必須アミノ酸について

たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、動物が自身の体内で合成できず、体外から取り入れなければならないアミノ酸を必須アミノ酸という。人では、バリン・ロイシン・イソロイシン・トレオニン・フェニルアラニン・トリプトファン・メチオニン・リシ…

呼吸について

①個体レベルの呼吸について 多細胞生物の多くは、内部細胞の呼吸のために外界から酸素を送り届ける必要がある。外界が水か空気かによってその仕組みは異なる。水生の動物では体表からの酸素の拡散では間に合わなくなり、水の溶存酸素を取り込む呼吸器が必要…

生物は地球だけに存在するのか

我々が知ることが出来るのは、地球上に存在する(あるいは、生存していた)生物だけである。他の天体に生物はいないのだろうか。地球は、生物を持つ、宇宙でただ一つの星なのだろうか。 それについて結論は出ていない。地球型の生物を考えれば、水が液体で存…

これから将棋を始める人へ

こんにちは、はじめまして。 今日は、将棋を始めたてのみなさんにアマチュア初段である自分が将棋を強くなるためのコツについてお伝えできればと思います。 自分が将棋を初めてすごく困ったこと それは、「駒の動かし方」はわかるものの「そこから何をすると…